財団紹介
熊本市を第一拠点とする当財団は、必要とされる支援活動に標準を合わせ、適時オプティマルサポートを選択するブレーンをメンバーとして様々な活動シーンの構築を目指す団体です。
活動内容は現在、大きく3つの柱を基に事業を行っています。
熊本市を第一拠点とする当財団は、必要とされる支援活動に標準を合わせ、適時オプティマルサポートを選択するブレーンをメンバーとして様々な活動シーンの構築を目指す団体です。
活動内容は現在、大きく3つの柱を基に事業を行っています。
タイ・チェンライ県北部の山岳地帯に「アカ族」という少数民族が生活を営んでいます。タイ国の中でも県北部を含む山岳地帯周辺の生活事情は大変悪く、家族維持率も低く、収入源の多くは非合法なものも少なくありません。また、そこに暮らしている子供たちは貧しい経済事情により、学校に通う事も困難を極めており、低い賃金での重労働で家族を養う子供も多く、近代的な生活とはかけ離れた現実がいまだ存在しています。教育の現場にも、2010年タイ国政府発表の識字率96.4%とは大きく現状は乖離し、特に公用語(タイ語)の普及率の低い山岳少数民族(アカ族・ヤオ族・カレン族など)では識字率は女性で(16.7% 当会調べ)約10人に2人と、とても低い現状です。その結果、市街へ生活拠点を移したり、一般的な仕事に就くことができず、生活の為に麻薬の生産や運び屋になったっり、人身売買の被害に遭う子供たちが多くいます。このような状況を改善するために、我々はまず、優先課題としてアカ族支援の活動に特化し参加しています。
政令指定都市である熊本市、そして熊本県や全国に点在する、自動車社会を基盤とした生活移動手段の大半を占める日本国内の生活事情において、様々なインフラの整備が構築され、ビルドアップされたはずの生活環境内のAIによるIT情報基盤やネットワークも脆弱性を垣間見る昨今です。更に一方で、小さなお子さんを抱えるお母さんや、妊婦の方などには大変過酷で厳しい社会環境が取り巻き、日常にある生活速度の変化に順応できない場合や、自身に自覚の無いパーソナルエリアの拡大で発生する変化に気付かず、トラブルに巻き込まれるケースも増加しています。介助を必要とする旧式の市街地デザインや都市構造など、アナログ的な人的解決が必要と思われるも、様々なハードルが立ちはだかり、社会理解を得られ辛い環境が取り巻いています。大都市内での移動機会には、電車やバスによる移動は欠かせない生活手段として定着しつつあり、小さな子供や妊婦さんへの援助・介助の掲示やサポートも車窓や社内掲示および駅舎でのアナウンスなど、やや進んで見えます。しかし、一部を除く市町村では周知活動・啓蒙啓発および掲示物などによる補助や介助支援やなども、多面的な宣伝活動や積極的なケアサポート・アナウンスも成果が見えにくく社会的認知度は、とても低い現状にあります。このような状況を改善するために、我々は熊本県、熊本市、関係機関、また地域の有識者などと連携し、相談や協力を仰ぎながら、これらの問題改善を優先課題として、女性と子供に優しい社会環境整備事業の支援活動に参加して参ります。
我々一般財団法人 熊本銀杏翠会の会員は日本各地に拠点を構える企業や、当会の理念と趣旨に賛同する個人で組織されています。多面性を増す地域社会や、多様性の高まる国際社会や、天災等による被害と困窮など、それによる求めに応じた人道支援を含め、民間支援と奉仕活動を行う立場から、これらの活動に必要な個々の様々な情報や機会を通じて多くの社会貢献活動を行い国際奉仕活動にも積極的に取り組む、会員相互の自己研鑽と懇親を深める事業計画と活動をしています。